柴野大造は、酪農からジェラート職人に転職した異色の人物で、輝かしい賞を多数取っています。

 

柴野大造(しばのたいぞう)プロフィール

生年月日:1975年4月18日(46歳)

出身地 :石川県能都町

血液型 :O型

小学校 :瑞穂小学校

中学  :瑞穂中学校

高校  :輪島高等学校

大学  :東京農業大学 (箱根駅伝の応援、大根踊りが有名ですね。)

家族  :妻、長男4歳

 

大学卒業後は父との約束通り、家業の酪農に就農しました。

牧場には50頭の牛が放牧されていました。

 

2000年能都町に「マルガージェラート能登本店」をオープン

店名のMALGAは、イタリア語で小高い丘にある牧場から来ています。

北陸初の牧場直営ジェラートショップでした。

 

〒927-0311 石川県鳳珠郡能登町字瑞穂163-1

営業時間:午前10:00~午後6:00

定休日 :3月~10月 無休 ⇒ 11月~2月 水曜日

駐車場 :普通車15台 大型バス1台

屋外座席:20席あります。

 

車利用( 国道249号線・穴水(あなみず)~宇出津(うしつ)のほぼ中間点。
「瑞穂郵便局」を目標にして下さい。)

 

 

2004年マルガージェラート野々市店オープン

 

 

〒921-8804 石川県野々市市野代1-20-101

営業時間:午前11時~午後6時

定休日 :不定休

座席  :10席/禁煙

駐車場 :4台

 

Gelateria Azzurro (ジェラート アズーロ)

 

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滋賀県彦根市銀座町4-27(銀座商店街)

営業時間:11:00~19:00

定休日 :水曜日

 

ここの店長は弟子の酒井拓海さんです。

酒井店長は(世界ジェラート大会5位入賞)を果たしています。

定期指導に訪れて、その場の食材で新作を作って下さったそうです。

以下の作品がロッソ ティツィアーノ(Rosso T iziano)です。

とても綺麗でおいしそうですね。

 

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柴野大造経歴について

大学を卒業した柴野大造は、家業の牧場を手伝うことになりました。

生き物相手で365日休み無し、生活も豊かになれずいつしか嫌になって

いました。

体調が悪いからと言って投げ出すわけにはいかない。

この牧場は父、大盾さんが一から開拓したものでした。

少子化の影響で牛乳の販売も減少し、経営は悪化して

行くばかり、資金繰りの借金を父と2人で親戚に頼みにも行った事も。

 

 

24歳の時に800万円の初期投資で、ジェラートの店を開ける話があり

一念発起し彼が中心となりジェラート作りを始め ました。

 

牧場の借金返済の助けになればと考えたそうです。

独学で作ったジェラートでは駄目と悟り、さらに50万円借金をして

イタリアに飛んだが、技術を授けてくれる職人はいませんでした。

 

31歳の時父から牧場を閉めようと思うと言われました。

どうにもならない状態になっていたのです。

最後まで、ねばっていた父親の気持ちを聞いて苦しかった

そうです。

 

イタリアきってのジェラート職人、テイト、ペンネストリさんの存在が

現在の柴野大造を育て上げてくれたのではないでしょうか。

 

テイト、ペンネストリさんは惜しげもなくレシピを見せてくれたそうです。

職人は自分の命とも言うべきレシピを他人には秘密ですよね。

 

大造さんが情熱を持ってジェラートを作っている事がわかったからだそうです。

本当に良い方に巡り会えて良かったですね。

 

受賞歴

★2004年 石川県商工連・食の特産品コンクールで優秀賞

★2012年 小売店全国コンクール・日本経済新聞社社長賞

★2014年 ジェラート国際コンクールピスタチオ部門入賞(イタリア リミニ)

★2015年 イタリア最優秀職人受賞

★2016年 イタリア最優秀職人連続で受賞しました。

★2015年 ジェラート日本チャンピオン(日本ジェラート協会主催)

 

★2016年 Sherbeth Festival2016(イタリア・パレルモ)外国人部門第1位総合4位

 

 

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★2017年 ジェラートワールドツアーグランドファイナル世界大会決勝票1位総合4位

 

 

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★2017年 Sherbeth Festival 2017(イタリア・パレルモ)総合優勝、世界チャンピオン

 

 

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柴野大造の家族について

父:柴野大盾

母:千恵子

弟:幸介 ⇒お兄さんと同じジェラートの道を歩んでおられます。

妹:葉子

家族全員で店の切り盛りをして大造さんを支えています。

家族の力は何よりも心強いと思います。

弟の幸介さんはイタリアジェラート協会認定の

ジェラート騎士の称号を持っています。

お兄さんと兄弟でジェラート騎士とは、素敵ですね。

 

 

まとめ

ジェラート世界チャンピオン(アジア人初)の柴野大造を

書いてみました。

お父さんの愛した牧場を自分が潰してしまった思いが

胸にあったそうです。

牧場を手離す決意までの父親の意思の強さが自分にあるか

わかりませんでした。

 

 

日本各地に10人の弟子がいて、定期的に訪れては色々指導を

行っています。

 

地域の人達に愛される人間になるようにと言い聞かせて

いるようです。

能都町ふるさと大使(石川県能都町)

日本ジェラート協会 副会長(東京)

世界ジェラート大使(ローマ)

 

数えきれない程の公職も果たしながら、忙しい日々を

送っていらっしゃるのでしょうか。

これからも、後継者の育成に努めて下さるようにお願い致します。