神奈川県南足柄市出身の若きバレーボール選手、西山大翔
(にしやま・ひろと)は、大学を中退し一度バレーを離れた
経験を乗り越え、プロの舞台へ舞い戻った。その後、日本代表に
抜擢され、精力的なプレーで着実に存在感を高めている。今回は、
その歩みと今後の展望に迫ります。

 

西山大翔プロフイール

名前 西山大翔(にしやま・ひろと)
生年月日 2003年3月4日(22歳)
出身地 神奈川県南足柄市
高等学校 東海大学付属相模高等学校卒業
大学 東海大学中退
所属 大阪ブルテオン
ポジション OH/OP
指高 255㎝
スパイク 350㎝
血液型 A型

 

異色の再スタート —— 大学中退からプロ入りへ

東海大学進学後、わずか半年で中退し、競技から離れた西山選手だったが、

環境が合わずにやりづらくなったのが原因でした。

パナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)からのオファーが届き

再びバレーに取り組む決心をし、2022年6月にプロ入りを果たした。

 

若手の台頭 —— Vリーグデビューと代表初選出

2022年10月22日、V.LEAGUE開幕戦で途中出場し公式戦デビューを飾った 。

その後、2023年には男子日本代表に選出され、ネーションズリーグにも出場する

など、急速に存在感を示している 。

 

強烈な一撃 —— 壮行試合で見せた存在感

2025年の世界選手権壮行試合(イタリア戦)では、第4セットで途中出場し

バックアタックやサービスで得点を積み重ね、チームをフルセットへ導く

活躍を見せた。

最終セットでもサービスエースを決め、世界に向けた仕上がりを印象づけた 。

 

実力をデータで見る —— SVリーグでの統計

2024–25シーズン、SV.LEAGUEの大阪ブルテオンで44試合に出場。

アタック決定率は34.9%、安定した得点力を発揮し、チームで重要な役割を担っている

 

個性あふれる素顔 —— 愛称から趣味まで

ニックネームは「ニッシー」。

性格は「人見知り」と語るも、趣味はアニメや漫画鑑賞、得意料理はチャーハン、

好きな食べ物は餃子。さらに、ジャンプ力には自信があり、それこそが自身の強みと語っている。

 

まとめ

西山大翔選手は、大学中退という挫折を乗り越え、プロ入り後は迅速に存在感を

高めてきた若きオポジット。

代表としての舞台でも確かな足跡を刻み、世界選手権へ向けた活躍に期待が高まる。

跳躍力と鋭いスパイク、そして芯の強さを兼ね備えた彼の成長は、これからも

日本バレーボール界で注目の的となるだろう。