夜のニュース番組で落ち着いた語り口と、鋭い質問力で
視聴者を引きつける小川彩佳アナウンサー。テレビ朝日
『報道ステーション』からTBS『news23』へと舞台を
移しながらも、常に変わらないのは「伝えること」への
誠実な姿勢だ。
キャスターとしての覚悟が決定づけられたのは、まさに
“初日”だった――。
彼女が報道の世界に身を置く意味を、自らの経験とともに
語っている。
小川彩佳アナのプロフィール
名前 | 小川彩佳(おがわ・あやか) |
生年月日 | 1985年2月20日(40歳) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 168㎝ |
血液型 | A型 |
星座 | うお座 |
大学 | 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒業 |
職歴 | テレビ朝日(2007年4月-2019年3月) |
職歴 | フリー(2019年3月-) |
ジャンル | 報道、情報番組 |
小川彩佳アナ学歴
小川彩佳アナは6歳から8歳までお父様の仕事の関係で、アメリカ合衆国ミシガン州に
住んでいました。
当時の父親は、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科で助手の職で(後、大医学部耳鼻咽喉科教授)
青山学院初等部、青山学院中等部・高等部を経て、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科
に進学、大学時代スペインに短期留学を経験しています。
大学二年次には学科の成績最優秀者に贈られる学業奨励賞を受賞しています。
晴れの日から一転――「報道」とは何かを突きつけられた日
2011年3月11日。テレビ朝日『報道ステーション』で新キャスターとしての初登場を
控えていた小川アナは、まさに“晴れ舞台”となるはずの記念すべき日でした。
午後2時46分、東日本大震災が発生。日本中が未曾有の災害に見舞われ、テレビ各局が
緊急報道体制に入る中、番組内で予定されていたキャスター交代の発表はすべて中止に。
小川アナは、華やかなスタートを切るどころか、被災地の惨状を伝える最前線に立つことに
なりました。
「言葉は時に、無意識の加害性を持つ両刃の剣。だからこそ、自分の内側を常に
問い直しながら発信する覚悟が必要だと、改めて思い知らされました」
(小川彩佳アナ・インタビューより)
そう語る彼女にとって、震災当日は“キャスター小川彩佳”としての原点となった一日でした。
「言葉」は時に刃にもなる――報道者としての信念
以降、報道番組の現場で数々の出来事に向き合ってきた小川アナ。
言葉に乗せる感情や背景、それを聞く相手の受け止め方にまで意識を巡らせるのは、
「言葉の加害性」への自覚があるからだという。
「言葉は無意識のうちに誰かを傷つけてしまうこともある。だからこそ、自分自身を
問い続けることが必要なんです」
ムッとしてんのはこっちだ、この売国野郎‼️#石破辞めろ
石破首相ムッとする「news23」小川彩佳の“ひとこと”に「そんな簡単な話じゃない」(日刊スポーツ) https://t.co/zyUaZ82Lg0 pic.twitter.com/F1RZ8TmlsQ
— 出💋健二🇵🇸 (@daisukepon008) July 2, 2025
政治家への鋭い質問にも、怒りよりも冷静さを宿すのは、こうした思いが根底にあるからです。
育児とキャリア、その両立をどう築くか
2020年には第一子を出産。育児と仕事の両立に苦しんだ時期もあり、3時間睡眠で朝方まで取材をこなした日も。
「大変でも、“自分らしく”いられる時間があれば頑張れる」
今は散歩や“ながら美容”など、小さな工夫をしながら、心身を整える時間も大切にしています。
音楽フェスとすっぴん主義?――意外な素顔
報道の現場とは裏腹に、実はフジロックやレディオヘッドなど洋楽が大好きな一面も。
学生時代には苗場に足を運び、ライブの熱気に包まれるのが何よりの楽しみだったそう。
また、美容においても「足し算」より「引き算」主義。泡洗顔と30分の入浴でリセットする、
シンプルな生活習慣も印象的です。
小川彩佳アナ担当番組
TBSテレビの『NEWS23』のメインキャスターを担当(2019年6月3日-)
2020年7月29日に第1子を出産、産休終了後の10月19日に『NEWS23』に復帰しました。
2021年6月30日、医師で起業家である豊田剛一郎氏と離婚が成立しています。
まとめ
小川彩佳アナウンサー――。
それは、「報道」と「母親」と「ひとりの女性」として、様々な側面を誠実に生きる姿そのものだ。
災害の中で迎えたキャスターとしての第一歩、母となっても揺らがない信念、そして飾らない
ライフスタイルです。
だからこそ、彼女が発する一言一言には、確かな“重み”と“温度”が宿っています。