かつてアイドルグループ・欅坂46(現:櫻坂46)のメンバーと
して人気を集めた原田葵さん。彼女が今、フジテレビのアナウン
サーとしてニュースを読み、人々の暮らしに寄り添っている事実
に驚いた方も多いかもしれません。
櫻坂46での活動中から「将来の自分」について真剣に考えていた原田さん。
グループ卒業後、彼女が見据えていたのはアナウンサーという“新たな表現のフィールド”でした。
では、なぜ報道の道を選んだのか? そこには「一方通行でない伝え方」への憧れと、「言葉で
人の心に寄り添う仕事がしたい」という思いがあったといいます。
原田葵のプロフィール
名前 | 原田葵(はらだ あおい) |
生年月日 | 2000年5月7日(24歳) |
出身地 | 東京都 |
中学・高等学校 | 吉祥女子中学・高等学校卒 |
大学 | 法政大学社会学部メディア社会学科卒 卒業式で司会を務めた。 |
勤務局 | 2023年4月フジテレビジョンに入社 |
ジャンル | 情報、バラエティー |
血液型 | AB型 |
愛称 | あおい、あーちゃん、あおたん、ごぼうちやん |
資格 | 世界遺産検定2級 |
現在の担当番組
● めざましテレビ 月曜日の「ココ調」(ココまで調べてみました!)リポーター、
木曜日のフィールドキャスター。
● ぽかぽか 木曜日進行アナウンサーとしてレギュラー出演
「いつかは、伝える側になりたかった」
かつて欅坂46、そして櫻坂46のメンバーとして活動していた原田さんは、
グループ卒業後、フジテレビのアナウンサーとして新たな一歩を踏み出した。
アイドルという華やかな世界を経て、なぜ彼女は“伝える職業”へと進む決断をしたのか?
「高校生の頃から、テレビのニュース番組を見るのが好きだったんです。
アイドル活動をしているときも、“自分が伝える側になれたら”という思いは、ずっと心の
どこかにありました。
アナウンサーという職業、いつ頃から意識していたのでしょうか?
原田:「実は学生の頃から、“伝える仕事”に憧れがありました。櫻坂での活動を通じて、
人に思いを届けることの難しさと楽しさを知って…。
その経験が、アナウンサーを本気で目指すきっかけになったんです」
「届ける言葉」への責任と覚悟
—— アイドル時代と、今の自分。表現することに違いはありますか?
原田:「ステージでは、表情やパフォーマンスで“空気”を伝えることが多かった。
でも今は、“言葉”そのものがメッセージになる。緊張しますし、間違えられない。
でも、その緊張感が心地いいです」
それでも「らしさ」は消さずに
—— フジテレビに入ってから、意識していることは?
原田:「“元アイドル”っていう印象をいい意味で裏切っていきたいです(笑)。
でも、自分らしい柔らかさや、視聴者との距離感の近さは大切にしたいなって思ってます」
エピローグ:「伝え続ける」未来へ
「自分の言葉が誰かの心に届くといいな、と思いながら、日々ニュースを読んでいます。
まだまだ未熟ですけど、誠実に、一歩ずつ積み重ねていきたいですね」
「言葉だけで伝えるということ」
アナウンサーとしての毎日は、想像以上に厳しく、緊張感の連続だという。
「一つひとつの言葉の重みが、アイドル時代とはまったく違います。
ニュース原稿の一文に込められた意味や背景、正確な読み方まで、気を抜ける瞬間が
ありません。自分の“声”だけで伝えることの難しさを、日々実感しています」
それでも原田さんは、「この仕事が好きです」と即答する。
「大変だけど、ニュースが終わったあとに“今日も伝えきれた”って感じられる瞬間が
あるんです。視聴者の方に『聞きやすかった』『丁寧だった』って言っていただける
自分の努力が少しでも届いたのかなって思えて……。その瞬間が、いちばんやりがい
を感じる時ですね」
伝えることの意味を、ただ表面的に捉えているわけではない。「誰かの心に、ほんの少しでも
届くように」。
そう思って一言一言を紡ぐ姿勢は、表現者としての彼女の根本にあるものだ。
「元アイドルという過去があるからこそ、そこに甘えず、しっかりと原田葵アナと
して信頼されるようになりたい。まだまだ未熟ですが、着実に積み重ねていきたいです」
まとめ
アイドルという肩書にとらわれず、「原田葵」という個人の魅力で勝負する姿勢。
彼女の歩みは、過去を武器にしながらも、未来を見据えて懸命に走る“等身大の社会人”
そのものかもしれません。
周りの人達に可愛がられ、自分のめざしたアナウンサーに邁進して下さる事を願っています。