東京都練馬区出身、2003年に NHK に入局して以来、全国各地を
巡りながら地元に寄り添う報道・中継をつづける鈴木貴彦アナウンサー。2022年8月からは NHK金沢放送局 の一員として、北陸・石川の地域ニュースを担い、地域と全国をつなぐ“声”として活躍しています。この記事では、その人物像、これまでの歩み、そして金沢での今に迫ります。

 

プロフィールとルーツ

鈴木貴彦アナウンサーは1980年10月26日生まれ、東京都練馬区出身。

東京都立西高等学校、そして文教大学教育学部を卒業後、2003年4月にNHKに入局しました。

血液型はA型。入局以来、甲府・秋田・函館・札幌・釧路・東京と、全国各地の放送局を経験

しています。

 

各地を巡るローカル勤務時代

初任地は東京近郊の甲府(山梨県)でした。2006〜07年度には「newsまるごと山梨」などを

担当し、地域と向き合う報道活動を展開。

その後、秋田局(2008〜12年)函館局(2012〜14年)札幌局(2014〜18年)、

釧路局(2018〜20年)と、北海道・東北を中心にローカル報道の最前線を歩みました。

例えば、秋田では「ニュースこまち」キャスターを務めたほか、地上デジタル放送推進大使

務めています。

 

首都圏勤務と全国発信

2020年9月からは東京アナウンス室にて、全国ニュースやラジオ番組の

キャスター・ニュースリーダーを担当。

これにより、ローカルで培った経験を全国視点にまで広げる機会を持ちました。

 

金沢での新たな挑戦

2022年8月より、NHK金沢放送局に着任し、石川県のニュース・中継・リポートを

中心に活動を開始しました。

地元の暮らし、文化、災害報道まで幅広く、“地域と共にある”アナウンスを心がけている

様子が見えます。

また、番組「かがのと」「おはようかがのと」など、北陸ならではの番組に携わっています。

 

鈴木アナのスタイルとこだわり

趣味として「クローズアップマジック」「心理分析」などを挙げており、

報道だけでなく“人の心”に寄り添う視点を持っていることがうかがえます。

また、地方勤務を長年重ねたことで、“地域の声を拾い上げる”姿勢が根付いています。

 

担当番組

  • 昼・夕方・夜のローカルニュース番組である かがのと(平日18:10-18:59)に、
    リポーター・ニュースリーダーとして出演しています。

  • 朝のローカルニュース番組 おはようかがのと や おはよう北陸 にも出演し、
    朝の石川県のニュース・暮らしの情報に携わっています。

  • 地域を越えて北陸3県を横断する番組コーナー、例えば ウイークエンド中部
    「北陸7Daysコーナー」などでもキャスター代行として活躍しています。

 

印象的なリポート

  • 2024年3月16日に実施された 北陸新幹線 福井延伸に伴う
    「生中継 きょう延伸 つながる!北陸新幹線」でリポーターを務めました。
    地域の鉄道インフラが変わる大きな節目を、現地から伝えたものです。

  • 石川県内の“暮らし”を伝える「いしかわくらしプラス」などのコーナーにも
    関わっており、地域の生活に密着したリポートをしています。

 

まとめ

鈴木貴彦アナウンサーは、東京都出身ながら全国各地(山梨・秋田・北海道各地・東京)で

幅広く経験を積み、現在は金沢を拠点に“地域の声”を届ける存在として活躍しています。

ローカル現場の経験と全国発信のスキルを併せ持つ彼の姿は、地域と全国をつなぐ架け橋

そのもの。

今後、北陸の地域報道をどのように彩っていくのか、注目したいところです。